第7回 「トランプ大統領と金正恩委員長の臨戦態勢により日本の未来はどうなる?」
講師 : ビル・エモット(国際ジャーナリスト)
日時:2017年12月1日(金)午後6時~
場所:東京シティ・エアターミナル 1階
T-CATホール
〈東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 直結〉
東京都中央区日本橋箱崎町42-1
TEL: 03-3665-7130
http://www.tcat-hakozaki.co.jp/access/
世界の安定と繁栄をもたらした民主主義は、第二次大戦以降アメリカ主導により、国際法や国際条約、国際連合を基幹に開放性と権利の平等の名において継承されてきた。しかし西側先進国の「繁栄」を実現してきたその「西洋」の民主主義は、2008年のリーマンショック以降急速に国民に不公平感をもたらした。トランプ大統領は、世界の平和と安定を支えていた国際協定や条約から次々と脱退表明をし、北朝鮮の核の脅威も迫るなか、日本はどのような舵取りをしていくべきか。今後の日本の治安や安定、そして発展は望めるのか?日本の未来を予見する。
【 経 歴 】 ビル・エモット (Bill Emmott)
世界的に著名な国際ジャーナリスト。知日派、アジア通として名高い。80年から英国の権威ある経済誌『エコノミスト』に勤務し、ブリュッセル特派員を経て、83年に東京支局長として来日。86年に帰国し、93年に同誌編集長就任。13年間の在任中、同誌の発行部数を50万部から110万部に倍増させ、数多のジャーナリズム賞を受賞。
著書では『日はまた沈む』1990年、『日はまた昇る』2006年、『アジア三国志』2008年、などがある。現在は国際ジャーナリストとして『フィナンシャル・タイムズ』『日経新聞』など記事の執筆やオックスフォード大学(オール・ソウルズ・カレッジ)の客員研究員として日本に関する著書を執筆中である。また東京大学の顧問や就実大学(岡山市)の客員教授も務める。近著では2017年7月、先進国の未来に警鐘を鳴らす『「西洋」の終わり 世界の繁栄を取り戻すために』がある。