北川健次 写真展 「密室論―サン・ラザールの着色された夜のために」
開催期間:2008年03月06日~ 2008年03月26日開催場所:ギャラリーサンカイビ
日本で初めて銅版画に写真製版技法を導入した北川健次。写真は北川の版画やオブジェ、執筆といった幅広い創作活動において常に重要な役割を果たしてきた。本展は北川にとって初の写真展となるが、必然とも言うべき新たな到達点である。
北川健次 略歴:
多摩美術大学で駒井哲郎に銅版画を学び、棟方志功・池田満寿夫の推挽を得て作家活動を開始。
’90年、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧。
’93年、来日したクリストよりオブジェ作品の賞讃を得るなど日本の銅版画とオブジェにおける第一人者的存在。
2008年、ランボーを主題とした作品がピカソ、クレー、ジャコメッティ、メープルソープらと共に選出され、フランスで展覧会が開催される。
作品収蔵先は東京都現代美術館、ブリヂストン美術館ほか多数。