山田浩司作品展-予感と記憶
開催期間:2019年02月22日~ 2019年02月24日開催場所:善重寺 茨城県水戸市酒門町
山田浩司 作品展 ― 予感と記憶
善重寺が所蔵する国重要文化財、聖徳太子像の年に一度のご開帳日(命日の22日)に合わせて、山田浩司のオブジェを展観いたします。善重寺は、貞永元年(1232)に創立された浄土真宗開祖、親鸞聖人の遺跡で、古来多くの参拝者を迎えてきた寺です。江戸時代には、水戸徳川家の庇護のもと触頭を命ぜられました。二代藩主、光圀公が寄進した聖徳太子立像は、高さ約1.3メートル程の木造で、高い技術で彫刻・彩色がされ、国内で最も美しい太子像として岡倉天心によって旧国宝に指定されたものです。また、善重寺所蔵の篠田桃紅による襖絵は、建築家、斎藤裕氏監修の黒書院に設えられており、会期中特別内覧いただけます。
⦿会期:2月22日(金) – 24日(日)
午前11時-午後5時
会場:善重寺 茨城県水戸市酒門町2096-2
TEL:029-247-5057
⦿聖徳太子像
ご開帳日:2月22日(金)
午前11時 – 正午
境内八角堂(ご本堂に向かって左手)
生でもない、死でもない、永遠でもない、刹那でもない、過去と未来、美と醜、相反するものが同時に存在しつつ、奇妙な均衡を保つ山田浩司の独特の死生観から生まれた玉虫色の作品群。そこには生命の循環の物語があり、宇宙が小さな生命の営みの集積によって成り立っていることを感じさせる。1974年東京生まれ。1999年 多摩美術大学卒業。在学中は油絵を専攻するも、立体に惹かれて、ひたすら独自の技法を追求する。今展では、エポキシ樹脂とアクリル絵具で制作されたオブジェを一堂に展観いたしますので、 山田浩司の渾身の作をどうぞご高覧下さい。
山田 浩司 KOJI YAMADA 略歴
1999 多摩美術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業
2003 フタバ 画廊(東京 銀座)
2004 ガレリア・グラフィカbis(東京 銀座)
2005,2006,2008 潺画廊(東京 世田谷)
2007 アートフェア東京2007(東京国際フォーラム)
2008 ギンザ・コマツ・アートスペース(東京 銀座)
2008 ポラリス・ジ・アートステージ(神奈川 北鎌倉)
2009 アートフェア東京2009(東京国際フォーラム)
2010,2012 ギャラリーサンカイビ(東京 日本橋)
2011 アートフェア東京2011(東京国際フォーラム)
2013 守屋亜矢子 山田浩司 二人展 潺画廊(東京世田谷)
2014 銀座三越 アートスペース∞(東京 銀座)
2016 伊勢丹新宿店 アートギャラリー(東京 新宿)
2015,2017,2019 銀座三越 ギャラリー(東京 銀座)