篠田桃紅作品展 2018
開催期間:2018年06月14日~ 2018年06月26日開催場所:伊勢丹新宿店 本館5階=アートギャラリー
TOKO SHINODA EXHIBITION 2018
墨を使った新たな表現方法で、世界のアートシーンに影響を与え続ける孤高の美術家、篠田桃紅氏105歳。墨の濃淡や陰翳のあやに揺らぐ文字やかたち、そして普遍的な美を追求し、その作品は世界中のコレクターを魅了してやみません。本展では、篠田氏が生きた一世紀という時代的背景に迫りながら、手彩を施したオリジナル版画、貴重な原画や書を約50点一堂に展観いたします。
篠田桃紅 TOKO SHINODA
【略歴】1913年旧満州・大連に生まれ、今年3月に105歳を迎えました。幼少より書に親しみ下野雪堂氏に師事。その後、既成の書の形にとらわれない墨による新たな形を描き出し、1956年単身渡米。国際的に高い評価を受け、時代を代表する美術家となる。国内外で開かれた展覧会は数えきれない。代表作は世界各国の美術館に収蔵されています。
【主要コレクション】メトロポリタン美術館・ボストン美術館・グッゲンハイム美術館・大英博物館・東京国立近代美術館・岐阜県美術館・関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)・コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急(東京)・電通本社(東京)・京都迎賓館・増上寺など
版画は、歳月の歴史を刷り込むことはないが、
生の筆を、一たん封じ込めて、よみがえられるてだてには
人のいのりの心を託す場がある。