デイヴィッド・ホックニー展
さすがポンピドゥーですね。作品の規模が違います。幼少期の頃に描かれた作品群からは、ホックニーの類い稀なデッサン力が垣間見えます。若い時代の作品もすでに大作が多く、作品の完成度も高いです。初期の作品以外は一貫してホックニー色を変えることなく、色の強弱はありましたが、アメリカの西海岸の明るい陽光をおもわせる華やかなポップな色調で、室内風景、プールのある邸宅、人物などを描いたものが多く残されています。ホックニーがアメリカに移住せず、そのままイギリスにいたらどんな絵を描いていただろうか?その時今のような名声があっただろうか?と色々考えながら会場を後にしました。尚、今展はこの後メトロポリタン美術館(11月27日〜2月25日まで)を巡回する予定です。 デイヴィッド・ホックニー展 ⚫︎2017年10月23日まで ポンピドゥー・センター Place Georges Pompidou 75004 Paris https://www.centrepompidou.fr/ ⚫︎2017年11月27日〜2018年2月25日 メトロポリタン美術館 1000 5th Ave, New York, NY 10028 http://www.metmuseum.org/ Metropolitan Museum of Art November 27, 2017 – February 25, 2018 ]]>