パワースポット?
この神社の由緒は古く、景行天皇が、皇子日本武尊を東国に遣わされた折、尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中当山に登られ、お宮を造営し、この国が永遠に平和であることを祈られたそうです。なんと1900年前のお話です。 本社までは駐車場から徒歩15分の距離です。そこからけもの道を登ること約1時間半、奥宮は妙法ケ岳(標高1329m)の山頂に鎮座していました。行き交う人々も殆どいない、1900年もの間、自然に包まれ、人間に荒らされず佇む神社は、言葉では上手く言い尽くせないほどの霊性を感じました。 訪問した6月30日はたまたま大祓の日でした。本社に戻り、半年間の溜まった汚れを祓う儀式が行われました。半年に一回犯した罪や穢れを洗い流し、新しい日を迎える神道の風習は、罪を背負って生きる宗教より、人間らしく生きやすいようにおもいました。 ]]>