プノンペンの日曜日
プノンペンの日曜日。
昼にフレンチベーカリーで、ギリシャ風サラダとプロバンス風のラザニアを食べて、バゲットと鶏のペーストとタルトシトロンを買って、その後、街の北にかかる日本橋を越えてみました。橋の途中でバイクに鈴なりのドリアンを下げたおじさんを発見。
街の中心に戻って国立美術館をのぞくと、6世紀から13世紀までの仏像やヒンズーの石像が無造作にならんでいます。13世紀のバイヨンスタイルは洗練され、すぐにその時代のものとわかるほどに様式が完成されています。この美術館は冷房がなく、窓が開放されていて、鳥の声と花の香りがします。
美術館を後にすると久しぶりの雨模様。街の南のToul Sleng Museumに向かうと、そこはポルポト時代の強制収容所、牢獄でした。以前は高校であった建物がキャンプにかえられ、何千という人が殺されたコンクリートの建物の中に、私は入れなかった。おびただしい数の被害者の白黒の写真を遠くから覗くと、そこには10代の子供が多く含まれています。息苦しくなって車に戻ると運転手が驚いた顔をして、「もう良いのか?」と聞いてきました。答える間もなく、突然スコールが激しい音でこのかつて高校で、その後牢獄となった場所に降り注ぎます。
空気を変えたくて、街の南西にあるIntercontinental hotelに向かうように運転手に頼みました。ホテルのカフェに入ると雨は止み、ガス入りのミネラウォーターとアールグレーを頼むと、ボーイが”cool and warm at once?”と微笑みながら問いかけます。
]]>That’s right. They come at once sometimes.