理想的医療のあり方
山本先生は若い頃インド哲学に興味があり、大学は哲学科を志したそうですが、お父様が精神科医、お母様が皮膚科医という環境の中、結局ご両親と同じ医学の世界に進んだそうです。現代の西洋医学は身体をパーツで研究しますが、たまたま山本先生が専門とした皮膚科は身体全体を覆っていたことと、ホルモンの研究をしていた時に、関心が身体と心全てに及んだそうです。 こちらのクリニックでは、アントロポゾフィー(簡単に訳すと「人間の英知」という意味をもつ医学のこと)を採用しており、患者さんの病気を細かく分析して、細胞や遺伝子のレベルまで原因を追究し、病を克服した後の患者さんの生活面にも切り込んでいきます。 具体的には人間を物質(肉体)のレベル、生命のレベル、感情のレベル、精神のレベルという4つの構成要素から考えていきます。この4つのレベルがアンバランスになった時に人間は病気になるそうです。 医師の診察、薬の処方に加え、看護師によるケア、オイリュトミー療法、アユールベーダ療法、音楽療法、絵画造形療法、発達支援(治療教育)、色光セラピーなどさまざまな療法が施され、人間を総合的に診ると云う、統合医療の理想郷のようなクリニックです。 すみれが丘ひだまりクリニック 神奈川県横浜市都筑区すみれが丘13-3 http://www.yamamoto-kinen.or.jp/free_medical/index.html ]]>