篠田作品@福岡RKB放送センター
1996年に篠田桃紅氏によって制作されてから20年近く経っているが、管理が良いせいか、白いキャンバスと墨のコントラストが眩しい。 タイトルは「玄元」。玄元の意味は『一切のはじまり、奥深くはかり知れないものへの一歩、永遠、真理への希求』と解説が記されていた『篠田先生が私共、テレビ、ラジオを包括する放送局としての意義を込めて命名してくれたそうです。』とは担当者の談。 増上寺の襖絵を彷彿とさせる4色の面のみを使った究極の構成。それぞれの面がお互いを尊重し、影響し合って存在している。それは人と人との関係にも似ている、と篠田先生はかつて何かでおっしゃっていました。 ]]>