ルイジアナ美術館
「芸術と建築、自然景観との共生」というコンセプトのもと、木々が生い茂り、青々とした芝生の丘から水辺につながる一直線状の緑と青のコントラスト。そこに点在する彫刻は、オーレスン海峡を臨む風景の一部として配置され、そこで彫刻を鑑賞する人々、日向ぼっこをする人々、無邪気に遊ぶ子供たち、海水浴をする人々、すべてがうまく調和されています。 現在開催中のピーター・ドイグ展を観ました。ピーター・ドイグは1959年スコットランド 生まれ。運送・貿易会社に勤めていた父の転勤にともない、1962年、一家はカリブ海に浮かぶトリニダード島へ。1966年にはカナダに移住。アートを学ぶため、1979年、ロンドンに移る。1980年代中頃はモントリオールで活動。世界をまたに活躍するアーティストです。 何しろ巨大なキャンバスの作品群に圧倒されます。よほど若くしてスターダムにのし上がったのか、彼をサポートしているパトロンがいるのか、美しい色彩の裏側に潜む裏側の世界を想像してしまう、画商の性ですね。 次回の展覧会は9月17日から開催される草間彌生展だそうです。一部草間のインスタレーション会場として作業中でした。 ]]>