一〇三歳、ひとりで生きる作法 老いたら老いたで、まんざらでもない
一〇三歳、ひとりで生きる作法 老いたら老いたで、まんざらでもない
* 幻冬舎
* 2015/12/17 発売予定
* 1,080円(税込)
説明
内容紹介
人生、やりつくすことはできない。いつもなにかを残している。
世界が認めた孤高の美術家、若さに媚びない姿勢とは?
45万部のベストセラー『一〇三歳になってわかったこと』、待望の続編。
●昨日よりも衰えている。しかし、人の成熟はだんだん衰えていくところにあるのかもしれない。
●老いたら老いたで、まんざらでもない。満足というほどはっきりしたものではないが、まんざら、でもないのである。
●機嫌が良くなったり悪くなったり、年寄りはまるで理屈にかなっていない。おそらく今の私がそれ。
●若いからといって、ちやほやさせない。謙虚でなければ、相手にしない。
●人間の考えることは、九十九里わかったつもりでも、まだ半分ぐらいしかわかっていないと考える。
●命が果ててしまっては、なんの意味もない。命がけで仕事はしない。
●自分はできるはずだと思っているから、落ち込んでやけを起こす。それを「思い上がり」と言う。
もくじ
第1章 今までになかったことがたくさん、日々新しく生きている
第2章 昔のことのようでもあり、昨日のことのようでもある
第3章 世の中はどんどん変わっている、自分も変わっている
第4章 ほかの生き方があったかというと、これしかなかった
著者について
美術家。1913(大正2)年生まれ。東京都在住。墨を用いた抽象表現主義者として世界的に広く知られており、103歳となった今も第一線で製作している。