羽田美智子氏とのギャラリートーク
9月24日(月祝)は女優の羽田美智子氏とのギャラリートークが開催されました。テーマは「アートの楽しみ方ー篠田桃紅の魅力」について。
羽田美智子氏は1988年にデビューし、94年映画「RAMPO」でエランドール賞新人賞、第18回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。95年映画「人でなしの恋」では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。映画、ドラマ、CMを中心に活躍中です。
まず篠田桃紅作品の魅力について、今年105歳になりお描きになられた力強い新作について、そして月日の経過と共に奥深さや含みを持った作品へと変化を遂げる旧作たち、1980年以降にお書きになった料紙に書かれた百人一首のシリーズ、抽象画と書の融合とも言える近作、羽田美智子氏には、それぞれの作品を独自の視点で解説頂きました。
羽田氏は、展覧会のオープニングでお目にかかった篠田氏の凛としたお姿と一切無駄のない鋭い線と面の構成による作品群がオーバーラップして、作品が語りかけてくるようだとおっしゃいました。
この日(9月24日)は羽田美智子氏のお誕生日でもあり、中秋の名月でもある特別な日でした。ご参加下さいました皆様、そしてこのような素晴らしいギャラリートークを頂き、羽田美智子氏には心より御礼申し上げます。