新雪が降ってベルナール・ガントナーは、新雪が降るとペンを片手に家を飛び出し、フランスのフランシュ・コンテ地方の田舎の風景を描き続けて67年になる。今年も新雪が降って15日目には最初の 「雪」 の油絵制作にとりかかっていた。
今回、作家、ジャン・ルイ・クラードと画家、ベルナール・ガントナーのコラボレーションにより、お互いの才能をひときわ引き立たせる出版物
「村と人々」 が完成した。ジャン・ルイ・クラードの筆が田舎の生活をいきいきと表現し、ベルナール・ガントナーの暖かい色使いがこの文体に花を咲かせている。
「ジャン・ルイ・クラードの文章を読み、昔の古き良き時代の生活に思いをはせる。田舎の昔ながらの伝統文化、そして職人芸などを、この本がきっかけとなって若者たちが継承してくれれば嬉しい。」「私はこの本を我々の未来のために、我々のルーツと思い出に捧げたいと思う。」
と序文で語るガントナー。
ベルナール・ガントナーはベルフォールの村を心から愛している画家である。昨年は5ヘクタールの森を追加購入した。「私は将来自分の買った土地や森を無料で一般に公開し、若い人々にも自然のよさを存分に味わってもらいたい。」
と語る。ミニチュア山羊を衝動買いして以来、ガントナー夫人の趣味で増やしたスコットランド山羊、ラマなどの珍しい動物が春のオープンを待ちわびている。また、美術館に展示されたガントナーの作品が、我々に自然の心地よさを体感させてくれるであろう。
今回は 「村と人々」 の出版を記念して、イラストに含まれる四季折々のオリジナル原画を含む油彩、水彩、デッサン約20点を展示致しますので、是非この機会にご高覧下さい。また、今回は 「村と人々」 (ガントナー直筆サイン入り)を30部のみ限定販売いたします。
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